ガンダムUC episode 4
2012 / 04 / 19 ( Thu )
5月5日アニマックスでやるらしい、良い話しなので多くの人に見て欲しい



ダイナー(夜)
老主人 「おごりだ、飲みな」
「いい食いっぷりだ。若い娘さんにしちゃぁ、気取りがなくていい」
ミネバ 「…ぁ、ありがとうございます。いただきます」
老主人 「ここいらじゃ見かけないが、どこから来なすった?」
「…………スペースノイドか。そりゃぁ見かけんわけだ」
「観光かい?このあたりじゃ見るものもないだろうに」
ミネバ 「いえ、宇宙暮らしの身には、地面に足をつけているだけで嬉しいものです」
老主人 「わしらのような者には、この重力が疎ましくなることもある。宇宙へいけば、腰の痛みもとれるんじゃないかってな」
ミネバ 「…ずっと、地球に住んでおられるのですか?」
老主人 「ああ。いまさら離れられんよ」
「……わしらの世代は、爺さん婆さんから昔の惨状を聞かされて育っとる。そりゃぁ酷いもんだったらしい」
「それをなんとかしたくて、人は連邦政府を作り、宇宙移民ってやつを始めた」
「貧乏人だけが無理やり宇宙へ棄てられた、って言うやつもいるが、望んで出ていった連中も大勢いた。地球の自然が元に戻るまで、もう帰らないと覚悟してな」
「それも、一年戦争でほとんど元の木阿弥になっちまったが…」
ミネバ 「……救われませんね」
老主人 「……まぁしょうがない。すべて善意から始まっていることだ」
ミネバ 「…善意?」
老主人 「連邦も移民も、もとは人類を救いたいって善意から始まってる。会社を儲けさせたり、家族の暮らしを良くしたいと願うのと同じで――」
ミネバ 「でもそれは、ともすればエゴと呼ぶべきものになります」
老主人 「そうかも知れんがね…。それを否定してしまったら、この世は闇だよ」
「自分を殺して全体のために働ける奴ってのもいるんだろうが、それはそれで胡散臭い。ネオ・ジオンのシャアとかな……」
「すべて人のためだと言いながら、隕石落としをやる…。本当は、人間を好きになったことがない男だったんじゃないかな」
ミネバ 「では、どうすれば――」
老主人 「さあなぁ。わしらには、そいつがわからなかった。努力はしたつもりだが、結局はツケを先送りにしただけで、あんたたちに何もしてやれんことを悔いながら生きている」
「わしには、そのコーヒーを入れてやるだけが精一杯だ……」
「――んんっ?」
ミネバ 「…そうか。そうですね…。私に、やれること……」
「美味しいコーヒーでした。このコーヒーを飲めただけでも、地球に来た価値はあったと思います」
男 「オードリー・バーン様。ローナン議長がお待ちです。ご同道を」
老主人 「あんた……」
ミネバ 「ミネバ・ザビである!逃げ隠れするつもりはない。道を開けよ」
老主人 「……」


これも日本語で見て欲しいが・・・
ダイナー主人がガルマ役の森さん、役者さんとしてやっぱ上手いのよね、それと顔の(映像)お芝居でダイナー主人が ”ほぅー” と言ってる所がある、このお嬢さん若いのに”話しの本質”が解るのか ”へー” と言う感じの、それから更に突っ込んでの話しが良いね。
小説読んでないから分からないが、ミコットに言われたアナタにしか出来ない事を地球でっ・・・て台詞から見ると、このコーヒーで政治的にマーサ・ビストと戦おうって決心するんだろうね




ジンネマン 「…なんで泣く」
バナージ 「あんまり、綺麗で……」
ジンネマン 「地球が汚染されてるなんて話が、嘘に思えてくるな…。だが、ここいらの空も昔より汚れている。砂漠も、もうダカールの喉元まで迫っているらしい」
「すべて人間のやったことだ。乱開発に、コロニー落としや隕石落とし。人が自然から生まれた生き物なら、人が出すゴミや毒も、自然の産物ってことになる。このまま人間が棲めなくなっても、それはそれで、自然がバランスをとった結果ということなんだろう」
「自然に慈悲なんてものはない。昔の人間は、そいつを知っていた。ほかならぬ、自然の産物の本能としてな」
バナージ 「…だから、生きるために文明を作り、社会を作って身を守った……」
ジンネマン 「あぁ。だがそいつが複雑になりすぎて、いつの間にか人は、そのシステムを維持するために生きなきゃならなくなった」
「挙げ句、生きることを難しくしちまって、その本末転倒から脱するために、宇宙へ新天地を求めた」
「そこでまた別のシステムって奴ができあがった。宇宙に棄てられた者、スペースノイドに希望を与え、生きる指針を示すための必然。それがジオンだ。地球に残った古い体制はそいつを否定した。出自の違うシステム同士が相容れることはないからな。どちらかがどちらかを屈服させようとするだけだ」
バナージ 「…でも、連邦っていう統一政府があって、宇宙に百億の人が住んでいる世界なんて、きっと昔は夢物語でしたよね。そういう可能性も、人にはあるんじゃないですか…?ふたつの考え方が、いつかひとつになることだって――」
ジンネマン 「みんなが平等に束ねられたわけじゃない。はじかれて潰された連中の怨念は、いまでもこの地球にへばりついている」
バナージ 「哀しいことです、それは……」
ジンネマン 「…ああ、哀しいな。哀しくなくするために生きているはずなのに、なんでだろうな……」
バナージ 「……うぅッ」
ジンネマン 「…ん?」
バナージ 「……(すすり泣き)」
ジンネマン 「バナージ――」
バナージ 「わかってますよ。男が人前で泣くもんじゃないっていうんでしょう…?」
ジンネマン 「……いや。人を想って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんて奴を、俺は信用しない」
バナージ 「……(声を上げて泣く)」



音悪いが日本語版あった。発売日以降、内山君上手くなったなーとみんな思ったろうー。手塚さんという受け手があってまた活きてる

購入した人は知ってるが作ってる時は丁度原発事故前後なんだよ、それも考えながら見るとまた深いよ。



機動戦士ガンダムUC episode 5 プロモーション映像
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